12月5日(火)
2023年12月5日 13時05分今日は、人権・同和教育訪問がありました。気温が低くお足元が悪いにも関わらず、たくさんの先生方がご参観くださいました。
【1年生のようす】
【2年生のようす】
2年生は「西光万吉たちの生き方に学ぶ」から、西光万吉たちの心情に触れ、差別を絶対に許さない心を育んでいます。
いつもは賑やかな2年生ですが、道徳の授業では目の色を変えて自分事としてとらえ学びを深めています。今日は、より一層真剣なまなざしで取り組めていました。多くの生徒が自分の考えを伝えようとたくさん手が挙がっていました。
これまでの学びを授業内だけにとどめず、今後の人生に生かしてほしいと思います。そのためにも、先生たちと一緒にこれからもずっと学び続けていきましょう。
【3年生のようす】
<3年1組さん>
元気いっぱいの3年1組さんは、授業前からペアトークを行うなど、リラックスした状態で授業を迎えることができました。ひとたび授業開始のチャイムが鳴れば、和気あいあいとしたムードから瞬く間に「真剣に授業を受けるぞ」という態度になりました。「姿勢」とは「姿に勢い」という文字を書きますが、文字通り「この学習で仲間と共に学びあおう」という気持ちが感じられました。
授業開始の礼で起立した時も、全員がすっと椅子を入れていました。もし自分が座席を離れるときにも、誰かが通りやすいように、という、クラスメートを大切にする道徳的実践力が育っています。
<3年2組さん>
いつもはちょっぴり物静かなイメージの3年2組さんの授業では、たくさんの挙手がありました。ホワイトボードがあっという間に埋め尽くされるほどの、様々な角度からの意見が発表されました。
最初に人権・同和教育の学習を始めた時の気持ちに立ち返って、自分たちは差別を残していくのではなく、差別をなくしていく立場に立つという気持ちを、より一層強くしました。3年生はあと数ヶ月で、義務教育の人権・同和教育の学習をやりきることになりますが、中学校を卒業した後も、学びを続けたいと思える授業でした。
<3年3組さん>
3年3組さんは、焦点授業がありました。前回の授業に参加できなかった人も、同じスタートラインから今日の授業を始められるように、朝の登校後や休み時間にも協力的な態度で学習ができていました。
授業における発言の量は、級友同士の信頼関係に比例すると言われています。今日の授業では、意見が絶え間なく、多くの人たちが自分の意見を語りました。今日の授業に至るまでの間には、間違いを恐れずに胸を張って意見を言える土壌と、どのような意見であっても大切にされるという風土が育っていたからだと思います。
焦点授業でもあったように、中学校で人権・同和教育の学びが終わるわけではありません。もしかすると、義務教育を終えたあとにこそ、本当の意味での人権・同和教育学習がはじまるのかもしれません。もし皆さんが、将来生きていく中で差別に出会ってしまったときに、手を取り合える仲間があるように、残りの中学校生活の1日1日を大切にして、泉川中学校を羽ばたいていきましょう。