12月9日(土)
2023年12月9日 09時13分今日は山根体育館さんで、テニスのインドアの大会が行われました。テニスといえば、アウトドアのスポーツというイメージがありますが、室内での優雅なテニスというのも、寒い季節ならではの楽しみ方といえるかもしれません。
今日は、先日の大会で初戦を勝ち抜いた選手たちが参加する大会だそうです。連日の寒波を吹き飛ばすような熱戦が繰り広げられるに違いありません。
今日の大会は、体育館の床に、コートのラインをはるところからスタートしたようです。試合をするまでの作業もひと苦労でしたね。今日の大会のために、上履きやシューズを新しくした人もいるようです。インドアで試合を経験できる機会は貴重だそうで、今日向けての意気込みが感じられますね。
普段、屋外のコートで練習をし慣れている選手にとって、屋内は風の影響がないぶん、ボールの跳ね方が土とは違うと感じるようです。予想外の弾み方をするボールを、全力で追いかけていました。
コートの数が少ないので、自分達の試合までの待ち時間が長い選手もいたようですが、自分の順番ではない人や、試合に出場しない人も、応援で「声という戦力」となって、心で一緒にボールを追いかけました。
今月が終わって新年があければ、新年度が目の前です。今の1年生は2年生になり後輩が入ってきます。今の2年生は最上級生になり最後の総体が近づいてきます。それぞれの目標に向かって、ポイントをとるたびに「ラッキー」という元気な声を出していました。
12月8日(金)
2023年12月8日 15時40分今日3年生は、せんしんの授業で租税教室を行いました。「もし税金がなければ、どのような世の中になるか」という動画やクイズを交えながらの、楽しく学びのある講座でした。
愛媛県の中学生1人あたり、1か月の教育費が、10万円以上も税金から賄われています。1人の子どもが義務教育を終えるまでには、およそ1000万円、40人のクラスだと、約40億円です!今日は特別に、1億円というお金がどのように大きなものかを体感できるよう、講師の先生が見本を持ってきてくださいました。
筆者も、1億円の見本が入ったケースを持たせていただきましたが、税金を通じて未来を担う子どもたちを支えようという大人たちの想いは、ずっしりと重いものでした。
「税金は大人が納めるもの」というイメージが強いようですが、未成年である皆さんも、立派に税金を納めていますね。そう、消費税です。今日あなたが学校生活の中で使った、教科書や部活動の道具、教室を明るく温かくするための電気代などには、自分たちが貴重なお小遣いの中から納めた消費税が、巡り巡って使われているかもしれませんね。そう考えると、1日1日の学校生活を、今までよりもちょっぴり大切にしようと思えてきますね。
12月6日(水)
2023年12月6日 15時50分今日は、普段は5時間授業の水曜日が6時間授業でしたが、泉中生の皆さんにとっては、嬉しく、そして誇らしい6時間めであったに違いありません。一人でも多くの皆さんにステージに登壇してもらいたい、そしてその姿を一人でも多くの皆さんに見てもらいたい、という思いで11月から延期になっていた、表彰伝達を行うことができました。
皆さんに手渡す賞があまりに多かったため、先生たちが数人がかりで、両手いっぱいの賞を職員室から体育館のステージに運びました。
誰もいないときには広く感じられる体育館のステージですが、生徒の皆さんの活躍の場になったとたんに、とてもせまく感じられます。ステージいっぱいに並んだ表彰を受ける人たちの姿がカメラの画面に何とかおさまるよう、ステージの端の壁にはりつくようにして撮影しました。
表彰を受けた内容も、文武両道に幅広くわたるものでした。どの表彰にも上下はなく、どの賞も素晴らしいものですが、全国大会を控えている駅伝チームは、今日の表彰後も熱い戦いに向けて走り込みをします。
また、皆さんの大先輩で、本校の卒業生でもある渡辺達央先生も登壇されました。後輩であり、教え子でもある皆さんとステージで賞や拍手を受ける喜びは、格別であったと思います。
12月5日(火)
2023年12月5日 13時05分今日は、人権・同和教育訪問がありました。気温が低くお足元が悪いにも関わらず、たくさんの先生方がご参観くださいました。
【1年生のようす】
【2年生のようす】
2年生は「西光万吉たちの生き方に学ぶ」から、西光万吉たちの心情に触れ、差別を絶対に許さない心を育んでいます。
いつもは賑やかな2年生ですが、道徳の授業では目の色を変えて自分事としてとらえ学びを深めています。今日は、より一層真剣なまなざしで取り組めていました。多くの生徒が自分の考えを伝えようとたくさん手が挙がっていました。
これまでの学びを授業内だけにとどめず、今後の人生に生かしてほしいと思います。そのためにも、先生たちと一緒にこれからもずっと学び続けていきましょう。
【3年生のようす】
<3年1組さん>
元気いっぱいの3年1組さんは、授業前からペアトークを行うなど、リラックスした状態で授業を迎えることができました。ひとたび授業開始のチャイムが鳴れば、和気あいあいとしたムードから瞬く間に「真剣に授業を受けるぞ」という態度になりました。「姿勢」とは「姿に勢い」という文字を書きますが、文字通り「この学習で仲間と共に学びあおう」という気持ちが感じられました。
授業開始の礼で起立した時も、全員がすっと椅子を入れていました。もし自分が座席を離れるときにも、誰かが通りやすいように、という、クラスメートを大切にする道徳的実践力が育っています。
<3年2組さん>
いつもはちょっぴり物静かなイメージの3年2組さんの授業では、たくさんの挙手がありました。ホワイトボードがあっという間に埋め尽くされるほどの、様々な角度からの意見が発表されました。
最初に人権・同和教育の学習を始めた時の気持ちに立ち返って、自分たちは差別を残していくのではなく、差別をなくしていく立場に立つという気持ちを、より一層強くしました。3年生はあと数ヶ月で、義務教育の人権・同和教育の学習をやりきることになりますが、中学校を卒業した後も、学びを続けたいと思える授業でした。
<3年3組さん>
3年3組さんは、焦点授業がありました。前回の授業に参加できなかった人も、同じスタートラインから今日の授業を始められるように、朝の登校後や休み時間にも協力的な態度で学習ができていました。
授業における発言の量は、級友同士の信頼関係に比例すると言われています。今日の授業では、意見が絶え間なく、多くの人たちが自分の意見を語りました。今日の授業に至るまでの間には、間違いを恐れずに胸を張って意見を言える土壌と、どのような意見であっても大切にされるという風土が育っていたからだと思います。
焦点授業でもあったように、中学校で人権・同和教育の学びが終わるわけではありません。もしかすると、義務教育を終えたあとにこそ、本当の意味での人権・同和教育学習がはじまるのかもしれません。もし皆さんが、将来生きていく中で差別に出会ってしまったときに、手を取り合える仲間があるように、残りの中学校生活の1日1日を大切にして、泉川中学校を羽ばたいていきましょう。