卒業生退場です。こみ上げる涙をこらえながら、あるいは満面の笑顔など、それぞれの表情で退場していきます。
卒業式の後の教室の様子です。先生方に記念のプレゼントを渡す学級、一人ひとり一言を話していく学級、担任が自分の思いを語る学級、それぞれで別れを惜しんでいます。
学級担任の引率で、卒業生は正門より下校していきます。在校生と保護者の方々は見送りをします。
星の宮神社での最後のお別れです。卒業生の代表生徒の皆さんから、先生方へお礼のブーケが渡されました。
「卒業証書授与」では、学級担任の呼名の後、一人一人に証書が渡されていきました。卒業証書を受け取った95名が、泉川中学校を卒業します。緊張感のある中、記念品の贈呈や、しっかりとした在校生代表「送辞」、涙ながら思いを伝える卒業生代表「答辞」など、重みと温かみのある卒業式が行われました。
そして、3年ぶりの卒業生合唱です。マスクをのけることはできませんが、「旅立ちの日に・・・」を歌う卒業生男女のいい声が体育館に響き渡りました。
3月17日は、泉川中学校の卒業証書授与式です。卒業生の胸に2年生の代表がコサージュをつけています。曇天ではありましたが、登校してくる卒業生も、在校生も、先生たちも大変さわやかな心持で式に臨んでいます。9時15分より学級担任に先導されて、卒業生が入場していきました。
明日は、いよいよ卒業式です。本番に向けて、全校で予行練習が行われました。泉川中学校での3年分、義務教育の9年分の想いを胸に、精一杯の声で返事をしたり、唄を歌ったりしました。体育館を後にする3年生の後姿は、とても凛として、たくましく見えました。卒業生の背中は、後輩たちに大きなものを残してくれそうです。
クリスマスの前日を「クリスマスイブ」と呼ぶなら、今日は「卒業式イブ」です。卒業式イブの今日、本校卒業生の佐々木陸さんが来校してコンサートを開いてくださり、在校生と卒業生に、唄をプレゼントしてくださいました。圧倒的な歌唱力を前にすると、まるで目の前に桜の花びらが舞ったように感じました。
明日はどうか、3年生95名が、多くの方々に祝福されながら新しい門出ができますように。